10月は神様が出雲へ集合!留守番の恵比寿さま☆

福の神723

2012年10月01日 10:31



福徳の神・恵比寿様を祀り、

商売繁盛を祈る行事。

恵比寿様は商家では商売繁盛、

農村では豊穣の神様、

漁村では豊漁の神様として

厚く信仰されてきました。

諸国の神様が出雲に出かける10月に

留守を守ってくれている神様でもあり、

それを慰めるために

新米のご飯やサンマなどの

秋の味覚をお供えしたのが

「恵比須講」の始まりと言われています。

ちなみに、

一般家庭における留守神様は大黒様。

恵比寿様ともども、七福神の一人です。

商売繁盛や家運隆盛を祈り、

親類や友人が寄り合ってにぎやかにお祝い。


「講」とは、

仏事や神事を行うための集まりという意味。

つまり「恵比須講」は

仲間が集まって酒宴を催したり、

景気づけに競売のようなことも行なったそうです。

地域によって日取りが異なり、

関東では10月20日に行なうところが多いので

「二十日えびす」、

関西では1月10日に行なうことが多いため

「十日えびす」の呼び名があります。