薩摩地鶏しゃぶしゃぶ♪

福の神723

2007年09月15日 03:35

鹿児島の地鶏は薩摩鶏と言われ、秋田の比内鶏・名古屋のコーチンと共に"日本三大地鶏"として広く知られています。
現在 純系の薩摩鶏は県の天然記念物に指定されてる為、販売してる鶏は異種一系だけ掛け合わした地鶏を使用しております。
鹿児島地鶏は県内でほとんど生食用(刺し身・たたき)として食しており歯ざわりがここち良く広く昔から親しまれてます。又、薩摩汁などのだしや具、焼鳥なども多くに食されてます。薩摩鶏は旧薩摩藩島津家によりシャム(現在のタイ)のマレー系の鶏と日本古来の小国種との掛け合わせにより闘鶏用に用いられたのが始まりで別名薩摩しゃもとして呼ばれております。
薩摩鶏の育成には大変手間が掛かります。特に地鶏とは(土の上で飼うから地鶏だ)と思われる方がいらっしゃいますが、実は土を食べるのが地鶏です1羽1年間で1㎡3cmの土を食べます。ですから自ずから広大な土地(土)が必要なのです。鹿児島地鶏の育成には、最高の腐葉土としての竹の腐葉土使用するため広大な竹林で飼育し、だいたい孵化から成鶏まで半年から1年かけており、成長剤やホルモン剤はおろか抗生物質などの添加物をいっさい使用せず飼育しております。

地鶏の種類【薩摩鶏】
大型の地鶏として九州南部で定着した薩摩鶏は、生食(刺身など)可能な鶏肉としても有名。繁殖能力が極めて低いことから天然記念物にも指定され、白色プリマスロックと掛け合わせた「薩摩地鶏」として販売されることがほとんどです

鶏肉の種類【銘柄鶏】
「地鶏と何が違うの?」という人もいるかも知れません。ここでは、「銘柄鶏」と呼ばれる定義について簡潔に述べてみたいと思います。まず1つは、日本鶏や外国鶏どちらの血統であっても50%以下のもの。もう1つは飼育方法や日数、飼料内容に工夫を加えたものであること。要するに、水準アップしたブロイラーが「銘柄鶏」に分類されるようです。

鶏肉の種類【地鶏】
1998年7月に農水省の特定JASから発表された定義によると、まず1つは「日本鶏の血が50%以上のもの(ニューハンプシャーを除く)で、出生証明できるもの」。もう1つは、「出荷日が孵化日から80日以上、28日齢以降は平飼い(鶏が床面を自由に運動できるように飼育する方法)で1立法センチメートルあたり10羽以下の飼育密度であること」がポイントとなるようです。こだわりぬいた証としてもらえる「地鶏」の称号、まさに生産者の血と涙の結晶といっても過言ではないでしょう。

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